私の家造り日記・15/クロス下地処理
内部塗装が終わりますとクロス屋さんが入ってきます。石膏ボードの継ぎ目やボードビスの所に『パテ』という穴埋め材のようなものをヘラで塗りつけます。黄色い粉に水を入れてよく練ってから塗ります。
塗った後乾燥すると痩せが出ますので、2回、3回と乾いては塗る事を重ねます。薄いクロスを貼る場合は下地の僅かな差でも表面に出てしまいますので下地は入念に仕上げなければなりません。厚手のクロスの場合は下地の処理にさほど気を使う事もないのでクロス職人さんにとってありがたいクロスです。
おおよそ40坪の家で、下地処理に3日、クロス貼りに4日かかります(勾配天井やロフト、吹き抜けなどがある家を参考にしています)。大工さんが終わって約1週間で室内は、見違えるようになります。
この頃に、あらかじめ打ち合わせをしておいた『カーテン』を貼りあがった内装に合うかどうか最終確認をして注文をしておくと丁度、清掃が終わってお引渡しの頃にカーテンがつきます。