塗り壁の外壁。サイディングに飽きた人たちへ
住まいの印象を大きく左右する外壁。現在は、何処でも、誰でも、お決まりのように『サイディング』を使っています。
サイディングの歴史は詳しくは知りませんが、かれこれ30年以上前から使用され始めていると思います。
その昔、住宅の外壁といえば和風住宅では『焼杉に漆喰』。ちょっとしゃれた所で『外装用カラー合板』。洋風住宅や建売住宅では『モルタル塗りにリシン吹き付け』などでした。
焼杉、カラー合板はいや、モルタルは割れるからだめ、そんな事から発売されたのでしょうか。『サイディング』は瞬く間に普及しました。
初めの頃は、無地のたて張りのみだったのが模様入りが出て、そのうちには横張りに人気が集まりました。一枚のサイディングに溝を入れただけの『一本溝、二本溝タイプ』が主流だった頃もあります。
現在は、タイプ、デザイン共に多種・多様にあり、余りにも懲りすぎた感もあります。住宅団地を一回りしてみても、何処もサイディングの家ばかりで何か面白みがありません。
最近、若いお客さんと話しをしてみても『サイディングはいや、塗り壁がよい』というケースが増えてきました。
表面の仕上げ方で様々な表情が出て住まいを個性的に彩る『塗り壁』。
私は、今、外断熱プラス内断熱の『ダブル断熱』に自然素材の塗り壁にこだわった家づくりをしています。
『サイディングに飽きた』と感じておられる方、是非ご検討下さい。