断熱は徹底的に
おはようございます。宇部市で自然素材と断熱にこだわった家づくりをしているトータルハウジングの坂田です。
『ダブル断熱の家』。今日から内断熱の『セルロースファイバー』の吹き込みが始まります。セルロースファイバーの吹き込みの前に天井の目止めや壁シートとシート押さえ打ちを施工しましたが、昨日は『断熱の欠損』部分の断熱補強をしました。
まずは出窓部分です。木材で組んだ出窓は写真のように木組みが多く、断熱材が入る所が少ないためセルロースファイバーを吹き込むよりも50ミリのポリスチレンフォームを2枚重ねて入れた方が断熱効果が上がると思います。
外部壁には25ミリのポリスチレンフォームが張ってありますので『ダブル断熱』になりますが、屋根と出窓の底板には外部断熱がありませんのでポリスチレンフォームを2枚重ねて入れています。
一方、一階の屋根部分については、一階の桁から屋根タルキが打ち付けてある所まで外断熱がありません。従って写真のように屋根タルキに直接40ミリのポリスチレンフォームを隙間なく張り、さらにその内側にシートを貼ってセルロースファイバーを吹き込み『ダブル断熱』とします。
丁度、施工の途中にお施主さんがこられ、直接写真の状況を見ていただけてよかったです。『フタ』をしてしまったらせっかくいい施工をしていても写真で説明するしかないのですから……。
『人見るも良し、見ざるも良し、我咲くなり』。
誰の言葉かは知りませんが私が好きな言葉です。