基準の違いを感じました
おはようございます。宇部市で断熱と自然素材にこだわった家づくりをしているトータルハウジングの坂田です。
昨日、建設業を営む同僚から電話がかかり2~30分ですが話をしました。主な用向きは使用する建材のやり取りの事でしたが、付け加えてコストの話になりました。サッシ、基礎、電気工事、水道工事の事などを話しましたが、その中で電気工事について書きます。
私は電気工事については、後で『ここにコンセントがあったら良かった』とか『ブレーカーがよく落ちる』という事がないように多めに取り付けるようにしています。当然電気工事代は高くなります。
私が多すぎるのか、その同僚が少なすぎるのか、適正な基準は定かではありませんが、余りにも数が違い過ぎるのです。私の場合はメインが75~100アンペアで24~28回路というケースが多いのですが、同僚の所ではメインが40~50アンペアで14~16回路がほとんどだというのです。
確かに電気工事代金は、私のほうが10数万円高いようなのですが、果たしてその回路数で収まるのかどうかが疑問なのです。専用回路としてエアコンが5箇所(使用することはほとんど無いと思いますがないと困る)、レンジ、炊飯器・ポット用2、IH、食洗機、食卓あたりにホットプレート用、ユニットバスの換気乾燥用、便器用(1階のみ)、蓄熱暖房機用2、電気温水機、これで既に16回路です。
後は照明器具が25~30箇所、一般コンセントが30箇所あったとすると余裕を見て6回路必要です。後インターネットや計画換気に専用回路を取れば、合計24回路になります。付け加え将来の増設のことを考えて予備回路を4箇所設けておけば28回路になるのです。
いずれにしても物の基準が違わなければこんなに差が出るとは思えません。今度時間をとってその同僚とじっくりと話し合ってみたいと思います。
お施主の立場で、電気工事の事でここまで深く追求する事はまず不可能と思います。もっと判りやすい基準でもあると良いと思うのですが……。