お施主様と筋交い調査

昨日の夜になりましたが、かねてより相談を受けている欠陥住宅と思われるお宅の筋交い、及火打ち梁の有無をお施主様と共に屋根裏に入り、調査しました。

平屋のお宅ですので屋根裏に入ればほとんどの筋交いの有る無しが目視できます。夜の7時15分頃から約1時間30分屋根裏で調査しましたが、6月とはいえ昨日は天気が良かったので屋根裏はさすがに暑く、サウナ風呂とまではいかなかったですが、かなり汗だくになりました。

丁度、『ダイエットに良いですので』と先日折込に入っていたダイエットチラシのことなどを話しながら一汗かきました。自宅に立ち戻り、体重を量ると約1キロの減量でした。

昨日調査をしたお宅を7年前に建築したRホームは、お施主様からの筋交い不足の問いかけに対して、耐力的になんら問題はないとの回答だったということですが、図面に記載してありながら、実際に入っていない所が7箇所もありました。そのほかにも柱のない所に筋交いが入れてあったり、スパン不足のところがあったり、今時見たことがない三つ割(厚みが30ミリ)の筋交いであったりで、耐力不足は否めません。

デザインを重視した結果で入れなかったり、スパン不足が発生したと思われる所もありますが、入れられる所に入ってない箇所もありました。

今後、耐力計算をして筋交い不足を算定する時のために筋交いの上部取り付きの方向も合わせて記入しました。それをみただけで筋交い不足は明らかでした。

今日、弁護士さんの所に相談に行かれるとの事です。その結果によっては訴訟になることも考えられます。

手抜きをする業者は、早くなくなる事が世の為、人の為です。

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