住宅の営業マンについて・その1
住宅の営業マンは、建築の専門家なのか……。
できればそうあってほしいところですが、残念ながらそうでないケースが多いと思います。
住宅の営業の本分は、当たり前のことですが住宅を売ることです。住宅を売れば売るほど素晴らしい営業マンというわけです。住宅の現場管理をする必要もないし、建築のイロハを知る必要もありません。
車を売るように00シリーズとかいう商品があり、価格が明確で、お客様に信頼していただけるセールストークができれば家は売れます。
例えれば、ミツバチが蜜を求めて花から花へと飛び回り、いかに多くの蜜を集めるかと同じようなものです。蜜を集める役割の蜂が、巣の中の構造がどのようになっているのだろうか、女王蜂は私が集めた蜜を食していただいているのだろうか…な~んてことは考えなくてもよいのです。
住宅を売る側はこれでも良いのですが、買う側、すなわち家を建てる側の立場に立てばこれではいけないと思いませんか……?。
続きは、次回で……。