社長がヒアリング、設計、そして社長が家を造る・5
昨日のブログで、契約をすれば通常の住宅会社は、初めから打ち合わせをしていた営業から工事担当の人にバトンタッチすると言いましたが、私の場合はバトンタッチなどはせずにそのまま継続して打ち合わせを続けます。
なぜなら、最初から打ち合わせをしながら自分なりに得たお施主様の家づくりに対する『思い』や『こだわり』などを現場に反映する重要な打ち合わせを他の人に任せることなどできないからです。お施主様と話をすればするほど、打ち合わせをすればするほど『夢』や『要望しておられること』が次第に『的確』に分かってくるのです。ですから家が完成するまでずっと打ち合わせと施工を徹底して責任もって行っています。
又、私は常に、お施主様の家を造るときに『この家が自分の家だったら…』と思いながら造ります。自分の家だったら『この空間をつぶしてしまうのは勿体ないのでどうにかして使えるように工夫しよう』とか『このように作った方が使い良い』とか『この方が長い目で見れば得策だ』など色々と自分の思いを具現化するはずです。
そのような思いで家を造っているものですから、どこのお施主様の家でも『素人ではこんなところまではとても気が付かなかった…』『自分の思い以上の物が出来た』『思いもよらなかった提案をしてもらい、それを実現してもらって良かった』などというところが必ず数ヶ所はあります。
次回からは、『お施主様の歩調に合わせる』という家づくりの決め事。私が、何時、何を、どのように決めているかを順を追ってお伝えしたいと思います。