スキップフロアについて
家づくりを始められた方なら、「スキップフロア」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。専門用語のようなものなので聞きなれない言葉かもしれません。スキップフロアは、限られた空間を広く見せるための工夫として取り入れられることが多い手法で、開放感のある空間を作り出すことが可能になります。フロア(床)の高さを半階層ズラして中間層(中2階)をつくる構造で、他にも「ステップフロア」や「小上がり」と呼ばれることもあります。
スキップフロアのメリットはたくさんあります。段差を作り壁やドアを使わずに空間を分けられるため、空間を有効活用できる点や、広々と見える開放感、床下収納などの収納スペースを増やせる点などが挙げられます。その他にも、廊下が無くなるので、その分、部屋の数を増やすこともできますし、壁で仕切らないため家族の気配をより感じられるので安心感も得られます。
このようにメリットがたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。最大のデメリットは建築費が高くなる可能性があるという点です。これは、床面積が増えてしまうという理由があります。
住宅会社さんによって、スキップフロアはやっていないというケースもありますので、事前に確認しておくと良いかもしれません。