寝室を和室にする方が増えています!
昔は和室が当たり前だった寝室ですが、ここ30年程度は洋室が当たり前になり、一般的に定着しています。きっと、「和室はリビング横に1部屋あればいいや」という考えの方も多いのではないでしょうか。ところが、最近では、2階の寝室を和室にしたいという方が、全国的に見ても増えてきています。
和室の特徴は何といっても「畳」だと思います。畳に使われる「い草」は健康にとても良いと言われています。例えば「O157」「サルモネラ菌」「黄色ブドウ球菌」などの食中毒細菌に対しての抗菌作用のあることが明らかとなっています。また、畳といえば、「リラックス効果」が良く言われていますが、実際に畳の部屋にいると落ち着くという声を多く聞きます。リラックスの代表といえば「森林浴」ですが、これは、空気中に放出されるのがフィトンという物質とバニリンという成分が影響を与えていると言われていて、観葉植物を置くことでも代用できますが、実は、い草にはバニリンが含まれています。バニリンという言葉は馴染みがないかも知れませんが,バニラエッセンスというと分かりやすいかもしれませんね。このバニリンという成分がい草のリラックス効果をもたらす1つの成分となっているのもリラックスできるという要因かも知れません。
この他にも、「葦の臭い」に効果を発揮したりと、畳は昔から殺菌や抗菌効果のある素材として重宝されてきましたので、見直されているのかもしれません。
デメリットとしては、部屋全体を畳にしてしまうとタンスなどを置きづらいということもあるので、間取りを工夫して、一部を畳にするといった使い方もいいかもしれませんね。
畳好きの方、畳も良いなぁとお思いの方は検討してみましょう!