リフォームか建て替えか?
住んでいる家が古くなってくると、
リフォームにするか、
建て替えるかどちらにした方がお得なのか、
悩まれる人もいるのではないでしょうか。
一戸建ては、
20年くらい経てば色々な部分が劣化してきます。
水まわりの設備に不具合が出てきたり、
床や壁が傷んできたり、
屋根や外壁が傷んできたり、
家族の生活スタイルが変わると、
間取りも使いにくいということがあると思います。
また、20年も前に建てた家だと、
耐震性も気になりますね。
最近は、自然災害が多く発生していますので、
地震や台風に備えて、
リフォームを検討される人も増えているようです。
リフォームと建て替えで異なる点は、
・コストの違い
・耐震性の違い
・耐久性の違い
・間取りの違い
・工事期間の違い
などがあります。
リフォームに関しては、
部分的に行うリフォームもあるので、
その工事範囲や内容で大きく金額が変わってきます。
例えば、水まわり全体だけをリフォームしたい場合、
250万円~350万円くらいはみておいたほうが良いでしょう。
お風呂だけ、洗面所だけとかになった場合は、
多少金額が変わってきます。
床と壁紙だけ張り替えたいのであれば、
広さにもよりますが、
100万円から200万円くらいが相場です。
耐震工事や断熱性を高める工事だと、
さらに費用はかかります。
家全体をリフォームするなら、
1000万円を超えてしまうこともあるでしょう。
リノベーションのように、
基礎と骨組みだけ残して一新するような工事であれば、
1500万円程度かそれ以上になります。
金額だけみると、
建て替えよりもリフォームのほうが安いです。
ただし、リフォームは建物の基礎や配管など、
そのまま使う部分もありますので、
金額の差だけで判断せず、
総合的な視点で判断されると良いのではないでしょうか。