農地に家を建てることはできるの?
土地探しをしていると、
「この田んぼの立地いいなぁ」というケースもあったりします。
土地探しをされている方であれば、
そういった土地を見つけた経験もあるのではないかと思います。
田んぼの周辺は家も密集していないことが多いので、
のんびり暮らしたいという方には理想の土地かもしれません。
しかし、そもそも「農地」を買って家を建てられるのかというと、
そうではありません。
少し難しい話になるのですが、
簡単に言えば、「建てても良い場合」と「建てることができない場合」があります。
どの農地でも家を建てていいとなってしまうと、
日本中の農地がなくなってしまう恐れもあるので、
「土地計画法」というものでしっかり守られているんです。
もし、家を建てても良い土地(農地)に巡り合えた場合では、
必ず確認しなければならない問題として「地盤」があります。
特に田んぼだった土地は地盤が弱いというケースが結構あります。
地盤を強化するためには高額な費用がかかる場合もありますので注意が必要です。
とはいっても、
地盤調査を行えば地盤の強さは簡単に調べることができます。
田んぼでも地盤が強いケースもありますので、
まずは調べてみることをお勧めします。
地盤改良工事の費用がどれくらい掛かるのかは、
その土地の状態や広さによって変わってきますので、
まずは土地の地盤を調査する依頼をしましょう。
簡単な調査であれば無料もしくは数万円で行ってくれる会社もたくさんあります。
ほとんどの住宅会社(私たちも含め)が調査をしてくれますので、
検討する際は必ず調査をしておきましょう。