久し振りの気密テストを行います
外張り断熱を行っていた頃、
全棟行っていました『気密テスト』。
気密数値は全国的に見ても、
トップクラスに入る0,1台でした。
断熱工法を充填断熱の『セルロースファイバー』に切り替えてから、
0,1台の気密は必要が無い事から、
気密テストも行っていませんでした。
気密テストは行わないとしても住宅の気密は、
とても重要な事ですので、
何処の現場でも出来得る限りの気密工事は行っていました。
この度、久し振りにお客様のご要望で、
防府市の新築の工事現場で気密テストを行います。
充填断熱での気密テストは初めてです。
外張り断熱工法は、
断熱ラインがそのまま気密ラインになりますので、
基礎、壁、屋根の断熱材外部で、
気密施工をすればよいだけですのでいたって簡単です。
充填断熱では、
床は床の断熱材と剛床合板、
壁は構造体に直接張る耐力面材、
屋根は屋根下地の一層目の野地合板(弊社は屋根合板は通気層を設けた二層張りです)
と色々な所で気密を取らなければなりません。
そこで問題になりますのが、
床と壁、壁と屋根の接点の気密です。
外張り断熱の様に、
基礎、壁、屋根の断熱材を切れ目なく施工するのと違って、
それぞれの部材の接点には気密材がありません。
その所に塞ぎ材を詰めて、
シリコンコーキングで気密を取っています。
これ以上はやりようがない…。
という所まで施工をしました。
検査立ち合いをご希望の為、
お客様ご希望の日時をお伺いをして検査をしたいと思います。
お客様ご立会いでの検査は初回以来です。
初回は0,13でした。
今回は、それほどの数値は出ないと思いますが、
一生懸命気密施工をした結果が楽しみです。