地域の工務店ってどうなんだろう?
家づくりを依頼する会社は大きく分けると、
「大手ハウスメーカー」
「地域ビルダー」
「地域の工務店」
「建築事務所・設計事務所」
の4つくらいに分類されます。
大手ハウスメーカーは、
その名の通り大手企業で全国的に展開されている住宅会社で、
地域ビルダーは、
大手ハウスメーカーまでは大きくないですが、
特定の地域では大手並みに知名度も通っている住宅会社だと言えます。
建築事務所や設計事務所は、
家を建てている会社もあれば設計だけに特化している会社もあるので、
会社によって仕事内容は結構バラバラですが、
最近では直接家を建てる会社も増えてきたのではないでしょうか。
私たちの会社は、「地域の工務店」に分類されますが、
工務店と一言に言っても、
1人で経営している本当に小さな工務店もあれば、
数十人規模で展開している工務店もあります。
共通する点としては、
特定のかなり限られたエリアで、
地域密着型工務店として活動しているということです。
家づくりを始められた方なら、
気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、
少人数で地域密着工務店として展開している会社はたくさん存在しています。
地元である程度有名な工務店さんもあれば、
初めて名前を聞くといった会社も結構あったのではないでしょうか?
地域密着工務店の特徴としては、
何かあった時はすぐに駆け付けてくれるという点があります。
地元で長年経営されている会社さんは、
そういったことをしっかりやってきているので、
何十年も存続しているという証明にもなると思います。
また、プランニングや設計、施工まで自社で行っている会社がほとんどですので、
対応も比較的はやく、細かい要望にも対応してくれるという特徴もあると思います。
そして、一番安心できる要素としては、
その地域のことを良く知っているので、
土地の状況や周辺エリアの暮らし安さなど、
気候や地理も含めてその地域に合った家づくりを提案してくれるという点があります。
最近では、
水害などの被害も多くなっていますので、
そういった点も相談してみるとよいかもしれません。
デメリットとしては、
モデルハウスを持っている会社が少ないので、
実際の建築現場などを見学できるタイミングが無いと実物をチェックできないので、
イベント情報などはこまめに確認しておかなければなりません。
他にも、1から作り上げるスタイル(注文住宅)が多いので、
打合せにはかなり時間を要する可能性もあるかもしれません。
性能や保証は大丈夫なの?
という想いをされている方も多いと思いますが、
その辺は、保証制度も充実してきていますし、
住宅の性能も数値で分かるようになってきたので、
比較しやすくなってきたかもしれません。
会社の大きい小さいで比較するよりは、
自分たち家族にとってどこの会社が一番合っているかを、
しっかり見極めていくとよいかもしれませんね!