『松尾式』『西方式』小屋裏エアコン・床下エアコン設置住宅・2
お客様から頂いたDVD一枚目、第一項目(松尾氏解説)
500社以上の工務店を指導して見えてきた工務店が出来ていないことワースト5…について
ベスト1・窓の性能が低すぎる…。
弊社は、現在標準でYKK のAPW330の樹脂サッシのペアガラスを取付けています。今後はトリプル仕様に切り替えようと思っていますので
窓の性能が低すぎるという事にはならないと思います。
ベスト・2
屋根の断熱施工が低すぎる…壁の断熱材が100ミリだとすれば少なくても倍の200㎜は入れなければならない所多くの工務店が
屋根も100ミリの断熱材を入れている…。屋根は壁に比べてとても過酷な状況に置かれているので断熱はしっかりしなければならない…。
弊社は、セルロースファイバーという断熱材を使用し、壁は105㎜+α、屋根又は天井は200~300ミリを吹き込んでいます。
又、弊社では屋根を2層に造り、屋根材が受ける太陽熱を屋外に排熱する『2層屋根工法』を全棟で施工しています。
そもそも屋根裏が過酷ならないように造っているのです。これは『ソーラーサーキット』の外張り断熱で必然的に施工しなければならない所でした。
断熱材もしっかりと入れますが、過酷な屋根の熱を断熱材のみに頼るよりも屋根裏空間が過酷にならないように施工する方がさらに良いと思います。
ベスト・3
床、もしくは基礎の気密が取れていない…(C値1が出ていない工務店が多い)
弊社では、平成12年に初めて『ソーラーサーキット』という気密住宅を造りました。初めて『気密測定』を行い、テストに来られた人に
『C値1を切ることはとても無理』といわれました。その日の測定は測定器が1以下の測定ができないという設定で(後日判明したことです)『測定不能』でした。
後日、別の方が来られ、測定を始めた瞬間に『これはすごい数値が出ます』といわれ、測定結果はC値0,13でした。
この前の測定でも0,18でした。
ベスト・4
夏の日射遮蔽、冬の日射取得が出来ていない…
この件については、気密・断熱住宅でない一般住宅でも当然のごとく出来ていなければならない事です。
多くの工務店がこの様な事も知らないのか…とちょっと驚きです。
ベスト・5
最適な冷暖房計画が出来ていない…
この件につきましてもベスト・4と同様です。