『松尾式』『西方式』小屋裏エアコン・床下エアコン設置住宅・20
お客様から頂いたDVD3枚目26項目(松尾氏解説)
不死身!?ダニを繁殖しにくくする8つの方法
ダニは、ほとんど『不死身』の生物らしく、私もほとんどその実態については知りませんでした。洗濯しても20%しか殺せない、天日干しではほぼ100%生き残る(このことは聞いた事があります)、冷凍しても解凍すれば生き返る、紫外線でも死なない、掃除機で吸い取れるのは死骸と糞だけ、生きているダニはカーペット等では繊維にしがみついて掃除機に吸い込まれないことが多い…等、本当に不死身なのか…と思いたくなりますが、そのようなダニにも『高温に弱い』という弱点があり、50度なら20分、60度なら一瞬で死んでしまうとの事です。
その他のダニについての基礎知識として、相対湿度が60%を超えると1日1匹につき1個の卵を産む、皮を食べる刺さない『ヒョウダニ』、それを食べる刺す『ツメダニ』、日本人の4人に1人が『ダニアレルギー』、埃とは、ウィルス、細菌、ダニ、花粉、垢、ティッシュ、皮膚のかけら、土、食べかす等が『繊維のかけら』をベースにして静電気の力でまとまった物だという事です。
最後に本題のダニを繁殖しにくくする8つの方法です。
①梅雨時期から夏にかけて相対湿度60%をキープ。
②換気システムを切らない(3種はOKだが、1種は不可)。
③埃が付きにくい無垢のフローリングがベスト。
④ソファーやクッションは布地が危ない。
⑤『乾太くん』を導入する(高温殺菌、部屋干しの削減に繋がる)。
⑥枕と布団を高温乾燥する。
⑦拭き掃除をする時に柔軟仕上げ剤を使用し静電気の発生を減らす。
⑧ホットケーキ、お好み焼き粉、小麦粉などは必ず冷蔵庫に保管する(ダニは袋の密閉フックなどはいとも簡単に通過し、袋を開けた時に袋の周りに集まっていたダニが一気に袋の中に入り『ダニ入りのケーキなどを食べるようになる』。
以上の8つですが、昨日と同じ事ですがとても重要な事で家全体の湿度管理をしてくれる『セルロースファイバー』を使用する事をお勧めします。セルロースファイバーを使用する事で室内の湿度が自然に下がる為、ダニの発生が抑えられ、その結果、ダニの糞、死骸が減る。そのおかげで『セルロースファイバーを使用した家の中の空気が綺麗になる…』という事に繋がる訳です。