家づくり失敗例のアドバイス・15・家づくり予算総額

おはようございます。宇部市で断熱と自然素材にこだわった本物の健康住宅を造っているトータルハウジングの坂田です。

住宅雑誌に掲載された『家づくり失敗エピソード』。今日はその中で『家づくりにかかる予算総額が思った以上にかかった』というお話についてひとこと。

予算オーバーで『外構が手付かず』とか『さらにローンを組んで支払いがきつくなった』『現金支払いで貯金が底を付いた』などの失敗例があります。予算オーバーでよく聞く話は、別途工事、オプションを含む追加・変更工事、カーテン、照明器具、外構工事家具、家電製品などです。

家具、家電製品の買い替えについては私どもが介入する事ではないと思いますので除きます。残りの全ての工事については、契約前に慎重に打ち合わせを行いさえすれば確実に回避できる事です。以前にも書きましたが、『特典付きやキャンペーン特別値引き』に踊らされることなく、冷静に駒を進めさえすれば契約前に全ての工事の総合予算を組むことは難しいことではありません。

見積もりは、家の本体工事だけでなく『全てを想定して、後は引越しをするだけという所までの見積もりをして下さい』と依頼するのです。それぞれの設計者によって考え方や見積もり金額が一律ではありませんが、打ち合わせを進めていく事によって自分が求めている総合予算が確実に組み上がって行きます。

くれぐれも、あせって事を進めないようにして下さい。