CO2を排出しない省エネ住宅に補助金を・・・
太陽光発電やエコキュートなどを設置すると補助金が交付されますが、オール電化で二
酸化炭素を排出しない住宅にも補助金を・・・と言う話をラジオでちらりと聞きました。
話の全容を聞いていないので詳しいことはわかりませんが、私は、二酸化炭素を排出
しない『オール電化で高気密・高断熱の省エネ住宅』にこそ補助金を交付してくれれば
一般住宅からのCO2排出を少しでも減少方向に向けさせることができるのに・・とラジオ
を聞きながら思いました。
特定の工法に補助金を交付することは無理なことですが、日本の四季折々に対応して
自然の気温を24時間リアルタイムに利用し、冷暖房を極力機械に頼らないですむ住宅
を建てられた方にこそ補助金を交付すべきだと思うのです。
夏の朝と夜、気温が下がれば全開放で風を通す。夏の真昼、暑くなれば床下を閉鎖し
て屋根裏の排熱のみを行う。春や秋の夜は気温が下がるので全閉する。朝夕は屋根裏
のみ開放して昼は全開放。極端に暑い時や寒くなったら全閉して外気を家の中に入れ
ないで冷暖房を効率よく行う。これらの開閉を自動で行ってくれるソーラーサーキット・
ナビシステムは補助金交付に値するシステムだと思います。
劣悪な温熱環境で、エネルギー効率の悪い住宅に比べれば二酸化炭素の排出量は
格段に下がると思います。建築コストもかかりますので国には是非とも検討していただき
たいものです。