社長がヒアリング、設計、そして社長が家を造る・7

電気の配線図の最終打ち合わせは、棟上げの頃になります。

電気配線の基本は、見積もりの時、私が、どのような照明計画をし、コンセントは何処に配置すればよいか、片切りのスイッチを何処に付け、3路、4路のスイッチの必要ヶ所は何処か、テレビやエアコンの取り付けヶ所を何処にするか…など、『自分がこの家に住んだら…』という想定をして配線計画をしていますので、大きな変更がある事はさほどありません。使い勝手のことを想定してコンセントの位置や高さ(掃除機用のコンセントなので床から50センチの高さにする…など)の細やかな打ち合わせを行います。

配線工事は棟上げの日から、およそ10日後に入りますので、決定打ち合わせの2~3週間前にあらかじめ配線計画図をお渡しし、図面上でご要望をまとめていただいておいて、棟上げの2~3日後に現場で計画図面を見ながらコンセントやスイッチなどの場所を決めても間に合います。この打ち合わせ後に正式な電気配線図を書いて、電気工事店に渡します。

紙に書かれた図面だけで判断するよりも、実際の建物で『スイッチはここ、コンセントはここ』と決めた方が間違いが少ないと思います。

キッチン、ユニットバス、便器、洗面など、住宅設備機器の決定については次回で…。

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