丁寧で確実な家造り
家を建てられるお客様は、どなたであっても『丁寧で確実な家を造ってほしい』と願っておられる事と思います。
『丁寧で確実』口で言うことはたやすい事ですが、それを実行する事はたやすい事ではありません。
『見ない・聞かない・振り向かない・考えない』の『四ない』で工事を一日でも早く完了させる事を第一に考えている所では、丁寧に造る…と云う事はとても無理であろうと思います。住宅の工期を一日でも短縮する事を第一に考えている…と云う事は、お客様の大切な家がその住宅会社にとって『お金を稼ぐ、単なる商売の道具でしかない』と云う事になると私は思います。
『丁寧に家を造る』と云う事は、家づくりのプロとしての責任を持ち、己自身もその仕事に対して後悔する事がないように時間を短縮する事よりも確実に造ることを第一に考えて、ひとつひとつを適確に進めていく事だと思います。ひとつひとつを適確に作業していった結果が『丁寧』であり『確実』に繋がる事であると思います。
だらだらと時間を掛ければ良い…と云う訳ではありません。『時間がないから捨て置く…』ではなく、『適確に出来る時間を掛ける』事を惜しまず常日頃から行動していれば『丁寧で確実な家造り』は、自ずからついて来るものであると思います。