狭い空間を利用した家づくり
親御さんの土地を分割してマイホームを建てる時などは、
どうしても活用できる土地が狭くなってしまうことが多くなります。
そのため、部屋の広さを少しでも大きくしたいという要望を叶えるためには、
空間設計の工夫が必要となってきます。
今回は、
狭い土地でも開放的な空間を作るために、
どのような方法があるのか簡単にまとめてみました。
①3階建てにする
階数を増やすことで床面積が増えますので家も広くなります。
狭い土地でも有効活用できます。
建ぺい率などの制限さえクリアできれば、
理想の広さの家を建てることも可能です。
3階建てにした際には、
1階は寝室、2階は共有スペース、3階は子供部屋などのように、
空間ごとに分けて使う方法が多いようです。
②吹抜けを活用する
吹抜けを設けることで、
開放的で広い空間をつくることができます。
ただし、
吹抜けがあることで暖かい空気が上にのぼってしまうというデメリットがあるので、
空調の調整がしやすいように、
シーリングファンなどの設備を設ける必要があります。
③屋上庭園
庭を確保できない場合には、
屋上に「屋上庭園」を設けることで、
ちょっとしたお庭も作ることが可能です。
お庭は欲しいけどスペースが無いとお考えの方でも、
狭い土地で庭を持つことができるので検討してみましょう。
④スキップフロア
スキップフロアは中間階を作る方法です。
中1階や中2階があるような構造になります。
このような工夫をすれば、
狭い土地でも広さを感じられる家を建てることができますので、
じっくり設計を行って、
より良いマイホームを作っていきましょう。