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断熱,気密、そして湿度・11
前回、昔の家は、家全体の壁に『土』を用いて『多湿』の『多』、多すぎて不快になる湿気を壁の土に吸わせたり、放出させたりという 『調湿作用』を持たせ、風通しを良くして蒸し暑い夏を過ごしていた、という事をお伝えしました。となれ […]
断熱,気密、そして湿度・10
今日は、『高温・多湿』、ジメジメとして蒸し暑い日本の夏をどのように快適に過ごせるようにするか…?という事について、『湿度』を関連付けて書きたいと思います。 例え、高温であっても湿度が低く『カラッ』としていればもっと過ごし […]
断熱,気密、そして湿度・9
今日は、気密工事を行うときに最も重要な事である『気密ライン』の事をお伝えしたいと思います。 外張り断熱の家が住宅の構造躯体の外側に、空気を通さない厚くて板状になった断熱材を張り、その断熱材の外部側で気密を取るように、住宅 […]
断熱,気密、そして湿度・8
壁面の気密工事ですが、1階は土台から2階床の梁まで、2階はその梁から小屋の梁まで1枚で届く構造用耐力面材を張ります。面材の外周の四方が10センチピッチ、中が20センチピッチで指定されたビス又は、釘を面材に打ち込みすぎない […]
断熱、気密、そして湿度・7
構造用耐力面材を外部に張りめぐらすと筋交い工法に比べて各段に気密のレベルが上がりますが、まだハイレベルな気密住宅とは言えません…と言う話の続きです。 気密レベルの値を表す『C値』を0、1~0、3まで上げるには、住宅の床面 […]
断熱、気密、そして湿度・6
昨日書きましたブログを読み返していて説明不足の所が2か所ありました。一つ目は、筋交いを外部に入れる事で『断熱欠損が必ず起きる』と言うのは『充填断熱工法』(グラスウール、ロックウール、サーモウール等の断熱材を柱と間柱の間に […]
断熱、気密、そして湿度・5
木造住宅の『気密』をどのように施工すれば良いのか…?。最も気密を取りやすいのは構造体、いわゆる柱や梁等の外部側に板状のもの(1階は、土台から二階組の梁まで。2階は、二階組の梁から小屋組の梁まで一枚物で張る事が出来る構造用 […]
断熱、気密、そして湿度・4
前回までに住宅の構造躯体は、熱の伝導率や、蓄熱の観点から考えると鉄骨やコンクリート住宅と比べて木造住宅が最も優れていると言うことをお伝えしました。であるならば木造住宅は、ただ建てるだけで 断熱性能が良いのか…と言うと、決 […]
断熱、気密、そして湿度・3
昨日は、木造と鉄骨の構造体の熱の伝導率について、断熱にどのような影響を及ぼすかを書きました。今日はコンクリート住宅について書きたいと思います。 コンクリートの熱の伝導率は鉄骨に比べますと低く、緻密コンクリートで1,0~1 […]
断熱、気密、そして湿度・2
断熱のことをお伝えしようと思うと、以前にも書いたことが何度もあると思いますが、住宅の構造躯体が何で出来ているか…と言うことから説明しなければなりません。 住宅には、三匹の子豚ではありませんが、木造、鉄骨、コンクリートの3 […]