全館完璧断熱リフォーム
断熱・気密が悪く、隙間風が入る日本の住宅。夏はとても暑く、冬はとても寒い・・・、という住むには最悪の住宅です。弊社は、高気密高断熱の新築住宅で培った技術を応用して古い住宅に取り入れた全館断熱リフォームを施工しています。使用する断熱材は高性能なボード状の断熱材を天井、壁、床に隙間なく入れ、高気密で高断熱な断熱材の箱を造ります。
古い住宅では、本来真っ暗であるはずの屋根裏があっちこっちに明かりが見えるほどスカスカの状態です。夏の熱射を軽減させる部材を張り天井の断熱材を張るため、夏の涼しさも確保できます。
冬は、外気に面する天井、壁の4面、床を合わせた6面を全て断熱材で囲み、隙間もほとんどない状態に造りますので僅かな熱源で暖かく過ごせます。
何よりも良いことは、トイレや洗面、浴室等の温度差がほぼないため『ヒートショック』が発生しないところです。
断熱リフォーム
天井断熱①
天井に取り付けるダウンライトの穴の断熱欠損を防ぐために遮熱シートを張る前にダウンライトを取り付けるところに断熱材作った箱を取り付け、電線を出しておきます。電線廻りはシリコンコーキングで塞ぎます。
天井断熱②
太陽の直射日光を受け50度近くにまで温度が上昇する屋根裏空間の熱を天井の断熱材が直接受けないように遮熱シートを天井の地組に貼ります。シートのジョイントはしっかり留め付けます。
天井断熱③
天井全面に断熱欠損が生じないように断熱材を張り、ジョイントをシリコンコーキングで埋めます。断熱材が張れない梁等と断熱材の間もシリコンコーキングで完全に塞ぎます。断熱、気密施工後に天井下地材をビス留めします。ダウンライトボックスは写真のようになります。
壁断熱
壁の下地を先に作り、下地の間に断熱材をカットして埋め込みます。断熱材のジョイントや下地材との間は全てシリコンコーキングでしっかりと気密を取ります。
床断熱
土台、大引きの間にキッチリとカットした断熱材を埋め込み、断熱材のジョイントや土台・大引と断熱材の間はシリコンコーキングで塞ぎます。床断熱の施工で大切なことは、土台・大引の上端に断熱材の上端をキッチリと合わせることです。